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 一般記事一覧-2005年06月の記事- 
トヨタ自動車 渡辺捷昭社長ら新首脳陣が初会見
三菱自動車 回復に向け、下期販売が正念場
日産、拠点の整理統合へ計画策定
トヨタ、補修部品販売の拡大をめざして整備工場をサポート
 -バックナンバー-
2005年11月の記事
2005年10月の記事
2005年09月の記事
2005年08月の記事
2005年07月の記事
一般記事

 トヨタ自動車 渡辺捷昭社長ら新首脳陣が初会見

  トヨタ自動車の渡辺捷昭新社長はじめ副社長7人が出席したトヨタ新首脳陣の記者会見が27日、都内のホテルで開かれた。渡辺社長は冒頭の挨拶で、「足元を固め、もの作りの基盤強化、兵たん線の見直しに取り組みたい」などと述べ、もの作りに足場を置いたトヨタ自動車の手堅い企業運営を協調した。その一方で、大企業病の兆候に関する質問に、「私も(兆候を)感じている」などと答えており、「原点に帰ってやるべきところからやっていきたい」という渡辺社長以下トヨタの首脳陣にとって最大の敵は、肥大化した組織の内部にあるようだ。

  中国と燃料電池開発に担当副社長を配した新布陣についての質問に、渡辺社長は「中国は生産配置、車種展開が終わり、中長期的に拡販する段階に入った。(副社長を配したどちらの課題も)重要テーマでと考えてもらって結構だ」と答えた。

  また米国人記者から「米国市場のウエートが高いのに米国人をボードメンバーに加えないのか」という質問も。これに対しては「常務執行役員でカナダ人を含め4人の常務役員がおり、北米でオペレーションするには十分な体制だと考えている。ボードに加えるかどうかは将来課題」とした。

  渡辺社長が「新しいチーム」と会見で紹介した副社長陣は以下のとおり。
▽浦西コ一(うらにし・とくいち)=海外関係(海外企画、米州、欧州・アフリカ、豪亜中近東)▽岡本一雄(おかもと・かずお)=技術(技術統括、技術管理、デザイン、商品開発、車両技術、モータースポーツ)▽笹津恭士(ささづ・きょうじ)=国内営業▽木下光男(きのした・みつお)=経営企画、総務人事、経理財務、情報システム、事業開発、渉外広報、住宅事業▽内山田竹志(うちやまだ・たけし)=生産、TQM、環境▽瀧本正民(たきもと・まさたみ)=品質保証、技術、FC(燃料電池)開発▽豊田章男(とよだ・あきお)=商品企画、情報事業、調達
 なお稲葉良み(いなば・よしみ)副社長=海外関係(中国)、カスタマーサービス担当は所用のため、会見は欠席。

【DANN】

 三菱自動車 回復に向け、下期販売が正念場

  リコール問題で低迷を続ける三菱自動車が、販売回復に向け正念場を迎えている。かすかな期待は、国内市場で確かなベース顧客が見込めることだ。昨年度、国内の全三菱ディーラーで実施した愛車無料点検に管理顧客の95%近い340万人が来店。04年度の販売台数も22万7000台で、最低とした22万台をわずかながら上回ることができた。

  三菱車の国内保有は約600万台。うち販社が把握している360万人に愛車無料点検の案内を出したところ、来店率は高率だった。同社は、今年度も「安心プログラム継続実施」「お客様との絆(きずな)づくり」といったユーザーとの信頼回復を国内販売での重要課題に掲げる。初心ドライバーや女性ドライバーをターゲットに運転テクニックやメンテナンスの基本を教える「クルマの学校」という試みも、コミュニケーションを増すために実施回数を増やすよう各ディーラーに指令が出ている。

  無料点検に来店したユーザーすべてが「根っからの三菱車ファン」とは言えないが、脈があるユーザーが300万人以上いることは確かだ。これらの顧客とのつながりが太く、しっかりしたものになれば、05年度三菱車販売目標の25万台の母数としては十分な規模と見られる。今年度の新車の投入はいずれも下期後半で、SUVの「アウトランダー」と軽自動車の「アイ」の2車種。今後の販売回復は、信頼強化施策に真剣に取り組んできたかどうかを示す指標、と言えそうだ。

【DANN】

 日産、拠点の整理統合へ計画策定

  日産自動車は、営業拠点の整理・統合を進める。05年度上期に店舗ごとの個別の収益を精査、下期に不採算店の整理統合に着手する。整理統合にあたって、エリアごとの最適ネットワークの計画を近く策定し、展示台数の多い大型拠点を軸に販売ネットワークを再構築する方針だ。国内販売強化の第2段階に入った。

  日産は、国内の販売会社の統合を進め、05年3月末時点で「日産店」を中心とするブルーステージと、「サティオ店」「プリンス店」のレッドステージの2系列154社に集約した。4月から全モデルを2チャネルの併売とし、事実上のチャネルを1本化した。国内100万台体制の再構築をめざした統合施策にともない、販売拠点のネットワークの効率化が課題になっていた。

  一部、隣接拠点の統廃合を進めているが、さらに促進し、大型店を軸にネットワークを再構築する。同社の販売ネットワーク本部が4月以降、販売実績や収益状況、今度の台数見通しなどをもと拠点ごとの採算性を調査しており、これをもとに最適配備の具体的計画をまとめることにしている。

【DANN】

 トヨタ、補修部品販売の拡大をめざして整備工場をサポート

  トヨタ自動車が、国内の補修部品市場で販売拡大をめざし、一般整備工場の支援に力を 入れ始めている。全国のトヨタ系部品販売会社(トヨタ部品共販)が、取引量の多い整備 工場に対し修理用部品の在庫管理や物流改善を指導、さらには営業活動支援の教育訓練を 行い市場での競争力を強めてもらおうという狙いだ。

  国内の整備市場の現状は、メーカー系列ディーラーによる顧客囲い込みが進むと同時に、 ガソリンスタンドやカー用品店などの車検ビジネスに参入によって、一般整備工場への車 検入庫は頭打ちないし減少傾向にある。各メーカーの修理部品販売部門にとって、主要顧 客の基盤弱体化は悩みの種だ。同時に他メーカーの修理用部品市場に食い込むために「第 2純正」の売り込みも激しく、修理用部品の販売競争も厳しさを増している。

  こうした市場環境で、有力な整備事業者としっかり結びつきサポートすることで、修理 用部品の販路を太くしようという狙いが、この戦略の背景にある。整備事業者も2極分化 が進んでおり、勝ち残るためのアライアンスを組むことにしたわけだ。

  トヨタ自動車の子会社で修理用部品の卸販売を手がけるタクティーは、部品の在庫管理 が簡単に行えるパソコンソフトを開発、有力整備工場への配布を始めてもいる。車両の型 式を入力すると、必要な部品の在庫状況が確認でき、使用頻度が高く在庫が薄くなってい る部品もわかるという仕組みだ。

【DANN】
 
 
 
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