最終回:遊び心で乗る
最近、面白い車が無くなった、というあなたへ。チューニングにも、ありきたりのエアロにもうんざりしているとしたら、やはり徹底したカスタマイズをして乗ってみたらいかがでしょうか。乗るに乗れないクルマもあるようですが、変わった車に乗っていると、一目置かれるような車を特集の最後で紹介したい。「遊び心」というより「これは反則」と叫んでしまう車もあるが、カスタマイズの醍醐味がある。
『BMW DUB EDITION』
アルパイン、アメリカン・レーシングとともに米DUBパブリッシングが、内外装を手がけたBWM。米国でも注目だったカスタムカーがカーメイトのブースに展示。「これはスゴスギ」といいながら写真に収めていたおじさんたちが多かった。このほか、ハマーH2などDUBのフルカスタマイズカーが2台に。そのそばにあった「アルファードDUB」は、日本車初のDUBエディション。(写真:BMW DUB EDITION)
『ダイちゃん もう後もどりできない SPL』
グロリアをベースに、前後にクラウンの鉄製バンパーを配置し、運転席もそれぞれの方向で配置されています。2000CC5速が前進(?)、後退(?)が50CCで6速ということなのでしょうか。詳しい説明がなかったのでよく分かりません。ちなみに製作日数は6日間、製作費用は車両価格込みで9万6426円(税込み)だそうです。中央ホールの入り口近くに展示され、子供受けするショーモデルだった。 (写真:ダイちゃん もう後もどりできない SPL)
『NATS S・S・T』
こちらもNATS(日本自動車大学校)の生徒の作品。正面は「アリスト」で、リアはピックアップ・トラックになっている。ハイソサエティ・セダンにアメリカン・ポップが見事に融合している。快適な居住性とスポーティーな走りはそのままの「本気で走れるスポーツ・ピックアップ」だそう。大量に売れる車にはならないが、家庭菜園を趣味とするリタイア後の団塊世代には受けるかもしれない。(了)(写真:NATS S・S・T)
|